きもやん
最新記事 by きもやん (全て見る)
- クオルシアパープルシャンプー(ムラシャン)の感想と使い方をまとめた! - 2021-02-10
- カラーシャンプーのおすすめはコレ!人気アイテムを【超・厳選】して比較するよ! - 2020-08-02
- フェイスフレーミングは前髪ありでもできる?画像付きでプロが説明 - 2020-07-12
福岡のブリーチ専門美容師 きもやんです!
お客さま
という質問は毎日のようにいただきます。
実はこの質問の真の意図として『ホントはブリーチして色んなヘアカラーを楽しみたい!でも傷むのがイヤでブリーチ出来ない』というニーズが隠れているんですよね‥‥!
そして『ブリーチしたら傷むのか?』という問いに対しての答えは【担当美容師のスキルとホームケアさえしっかり出来れば、普通のカラーと同じくらいしか傷まない】となります。
担当美容師とホームケア(自宅でのケア)の両方が合わさって、初めてブリーチを楽しむことができるというわけ。
担当美容師のブリーチスキルの重要性に関しては、こちらの記事で説明しています。
関連記事

なので今回は『ブリーチ後のホームケア』について説明していきます。
これを見ることで、今まで通り傷むブリーチで終わるのか?ブリーチなのに普通のカラーと変わらないくらい楽しめるか?が変わってきます。
ぜひ参考にされてください!
ブリーチ後のお手入れのポイント
ブリーチした後に考えるのは以下の二つ。
CHECK
- ダメージケア
- 色落ちケア
この両方が必要であり、どちらかが欠けてもアウト。
それぞれ説明します。
ダメージケア
美容室でブリーチをした直後って傷んでると思いますか?
お客さま
これ実はほとんどの方が知らないんですが、『ブリーチした直後の髪』と『普通のカラーをした直後の髪』は強度的にはそこまで大きな変わりません。
お客さま
ぼくもブリーチ専門の美容師として活動するまでは知りませんでした。
しかし実際は、ブリーチ直後の髪はそこまで傷んでいないんです。(もちろんグレードの高いブリーチを、腕の確かな美容師が使った場合)
ではなぜブリーチ=髪が傷むというイメージがあるのか?
それはブリーチすると髪が傷みやすい状態になるからなんです。
つまり美容室直後ではブリーチ毛も普通のカラー毛もほとんど差がないのに、その後のヘアケアで差がついていくということ。
例えば普通にシャンプーをしたときに、通常のカラー毛が『5』傷むとします。
しかしブリーチ毛の場合だと同じシャンプーでも『20』傷むイメージです。
お客さま
その通り。
つまりホームケアさえしっかりすれば、普通のカラーとさほど差がないくらいのコンディションをキープできるんです。
なのでまずはブリーチ毛はダメージケアを意識します。(具体策は後述)
色落ちケア
そして2つ目が色落ちケア。
先程のダメージケアが髪の内部を補修するとしたら、色落ちケアは髪の外側のアプローチです。
ヘアカラー後は、約2週間で色が抜けきってしまいます。
お客さま
特にブリーチ後は金髪になってしまうので、見た目としても気になってしまいますよね?
そのため色落ち対策としてオススメしているのがカラーシャンプー。
ご存知の方が多いと思いますが、しっかりしたメーカーのものを使えば、金髪にはならずにブロンドやベージュを楽しむことが出来るんです。
カラーシャンプーレビュー記事

染めた色をそのままキープするというよりも、色落ちを楽しむ感覚ですね。
ブリーチ後にオススメのアイテム4つ
ではここからブリーチ後のオススメケアアイテム4つをご紹介します。
CHECK
- ブリーチ用シャンプー
- ブリーチ用トリートメント
- ブリーチ用洗い流さないトリートメント
- カラーシャンプー
ブリーチ用シャンプー・トリートメント・洗い流さないトリートメントの3つがダメージケア。
カラーシャンプーが色落ちケアにあたります。
それぞれ説明しています。
ブリーチ用シャンプー
まずはブリーチ専用シャンプー『ファイバープレックス シャンプー』
(※上記リンクはシャンプー・トリートメントのセットです)
これは頭皮を洗うだけでなく、ブリーチによって流出する髪の栄養分を補充してくれるシャンプー。
使うのはブリーチしてから3日後まで。
それ以降は週に1~2回の使用でOKです。
髪の栄養分というのは、シャンプーしているときに特に流出しやすいため、マストなアイテムといえるでしょう。
ブリーチ用トリートメント
こちらは『ファイバープレックス トリートメント』
ボンドメンテナーという名称ですが、カテゴリーとしてはトリートメント。
ブリーチ特有の傷みを内部からしっかりケアしてくれます。
こちらも先程のシャンプーと同様に、ブリーチ後の3日間使って、その後は週に1~2回で構いません。
ブリーチ用洗い流さないトリートメント
そして『ファイバープレックス ボンドセラム』
これはドライヤーで乾かすときの熱ダメージからブリーチ毛をガードしつつ、潤いでまとめてくれます。
特にブリーチした髪はドライヤーで乾かした後にバサバサになることが多いので、ぜひ欠かさず使いたいです。
こちらは毎日使ってOKです。
カラーシャンプー
最後が色落ちケアであるカラーシャンプー。
お客さま
先程のブリーチ用シャンプーを使ったあとですね。
- STEP.1カラーシャンプー
- STEP.2ブリーチ用シャンプー
- STEP.3ブリーチ用トリートメント
- STEP.4ブリーチ用洗い流さないトリートメント
この順番です。
お客さま
そうなんです。
カラーシャンプーは色を補充するのが目的なので、頭皮を洗う力が少し弱いです。
なので頭皮を洗うシャンプーとカラーシャンプーは別々のアイテムがオススメ。
ちなみにカラーシャンプーは週に2回ほどで構いません。
まとめ
では最後に今回の記事の要点をまとめておきます。
CHECK
- しっかりケアさえすればブリーチのダメージはほぼ防げる
- ブリーチ毛にはダメージケアと色落ちケアが重要
- ケアアイテムは4種類で完璧
是非参考にされてください。
それではまた!