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傷んだ髪にデジタルパーマはかけられるのか?仕上がりはどうなる?

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きもやん

ブリーチ系カラー専門の美容師。 全体ブリーチはもちろん、ハイライト・バレイヤージュ・グラデーションカラーなど日々施術しています。 福岡県で働いています。 ヘアスタイルに関する質問やご予約はお気軽にお問い合わせください。

コテで巻いたような質感で人気のデジタルパーマ。

朝のお手入れも簡単で、普通のパーマよりも持ちがよいことで不動のポジションを築いています。

 

 もうひとりのきもやん

スタイリングもサクッとで済むから時間が無い人には最適ですね

 

ぼくがヘアサロンで働いて10年くらい経ちますが、それくらいから人気が出ました。

当時はこぞってデジタルパーマ!というような風潮がありましたもんね‥‥!

そんなデジタルパーマに関してヘアサロン内でお客さまからよく聞かれる質問があります。

 

それこそが…

お客さま

『この傷んだ髪の毛でもデジタルパーマってかけられます?』

というもの。

 

デジタルパーマをかけたい!と希望される方の中には毎日毛先をアイロンで巻いていたり、ブリーチをされている方もいらっしゃいます。

そんな髪の方にデジタルパーマはかけられるのでしょうか?この辺を解説していきます!

 

デジタルパーマがかかる仕組みは?

 

デジタルパーマが可能か不可能かの見極めには、その仕組みを知ることが必須。

簡単にまとめるとこういった流れになります。

 

  • STEP.1
    1液(軟化)

    まずはパーマをかけたい部分に1液と呼ばれるクリームを塗布。

    このクリームは髪の内部にある結合をほどいて柔らかくしてくれます。(軟化)

  • STEP.2
    ロッドを巻き 熱を与える

    軟化した状態の髪にデジタルパーマ用のロッドを巻き、専用のマシンで熱を与えます。(加温)

    これがデジタルと呼ばれる由縁ですね!

  • STEP.3
    2液(酸化)

    最後は2液というクリームを塗り、ロッドを巻いた髪のカールを固定(酸化)させたら終了です。

 

大まかには軟化→加温→酸化という3ステップを経てパーマを作り上げます。

この3ステップのうち髪のダメージにつながるのはどれなの?というと実は3つとも全てなんです。

傷んでしまった髪を目の前にしたとき、スタイリストは髪がこれらの3工程を耐えられるか?クオリティが保てるか?をイメージして施術に臨みます。

 

傷んでいる髪はデジタルパーマ出来ない?

 

ではここからが本題、傷んでしまった髪の毛にデジタルパーマをかけることは出来ないのか?

答えとしては『髪の傷み具合にもよるが、積極的にオススメはしない』となります。

 

傷んでいるとひと口に言ってもそのコンディションはバラバラ。

『お客さま本人が傷んでると感じているだけで、スタイリストが相対的に判断するとほとんどダメージがない状態』ということもあれば、反対に『お客さまは気にしていないけどプロから見ればコンディションが低下している』ケースもあります。

 

 もうひとりのきもやん

プロの判断じゃないと見極めは難しいですよね‥‥!

 

例えば、髪質が元々固く太い方は傷みにくい傾向にあるため、普通のカラーをしている程度ではまず問題はありません。

しかしブリーチをしている方なら、デジタルパーマの施術は髪質問わずほぼ100%お断りしています。

縮毛矯正をされている場合は、ある程度強めのパーマ液を使わないといけないためかなり慎重に施術しますし、場合によってはお断りするケースもあります。

 

 もうひとりのきもやん

つまり髪の状態は千差万別やから、ひと口には言えないってことですね

 

その通り。

こればかりは実際に見て、聞いて、髪を手に取ってみないと判断出来ないんです。

 

傷んでいる髪にデジタルパーマをかけると仕上がりはどうなる?

 

お客さまの中には髪が傷んでいることを自覚しながらもデジタルパーマをかけてほしい!とリクエストされる方もいます。

では傷んでいる髪に強行的にデジタルパーマをかけるとどうなってしまうのか?

結果的に以下2つのどちらかになります。

 

ダメージ毛にデジタルパーマをした場合

  • A、パーマがかかりはしたが、毛先のコンディションがさらに悪くなる
  • B、パーマすらかからず傷んでしまっただけで終わる

 

髪のコンディションが悪いとはいえ、まだマシとはいえるのが「A」の『パーマがかかりはしたけれど毛先のコンディションが悪くなる』ケース。

 

オイル系で油分が多めのスタイリング剤を付ければ、かろうじてパーマ感が出せるギリギリのラインです。

とはいえ、実際に髪を手に取ってみるとガサガサっとした質感で、乾かしただけではバサバサになってしまうのでもちろんオススメはしていません。

 

 もうひとりのきもやん

問題はもうひとつのほうですね…

 

そう…髪が極端に傷んでいる状態にデジタルパーマを決行すると「B」の『パーマすらかからずに傷んでしまっただけで終わる』こともあります。

そもそもパーマは、髪の内部にある栄養分にパーマ液が反応することによって成り立ちます。

しかし過剰に傷んだ髪は内部がスカスカで、パーマがかかることすら成立しないんです。

 

にも関わらずパーマ液が髪に与えるダメージはしっかりと受けてしまうので、毛先のコンディションだけが劣化してしまうという恐ろしい状態に。

 

時間とお金をかけて髪を傷ませるって空しくなりますよね。

ブリーチをしている髪の方がデジタルパーマをリクエストされた場合、ぼくがほぼ確実にお断りするのは以上の理由からです。

 

傷んでいる髪にデジタルパーマをかけるにはどうしたらよいのか?

 

最後は解決策です。

一般の方からすると『髪が傷んでいるならトリートメントしてからデジタルパーマすればいいんじゃないの?』と思われるかも知れませんが、実はトリートメントは解決策にはなりません‥‥!

 

トリートメントはその名前こそtreatment(修復)ですが、根本的に髪のダメージをリセットはしてくれないんです。

髪の大原則として、一度傷んだ髪は元には戻りませんからね…。

 

トリートメントは髪の内部に擬似的な栄養素をチャージし、表面をコーティングすることで手触りをよく『見せている』だけなのです。

むしろ表面をコーティングしてしまう分、パーマ液が浸透しづらくなるというデメリットさえ出てきてしまうから厄介なんですよねえ‥‥

 

 もうひとりのきもやん

ではどうしたらいいんですか?

 

この場合解決策はやはり『毛先を切る』ことに絞られます。

幸いにも、ほとんどの場合傷んでしまっているのは髪の根元や中間でなく毛先なので、その部分をカットすることが最善策なのです。

このカットでどれくらいの長さを切ってよいか?というのが、デジタルパーマをかけられるかどうかの分かれ道。

 

10㎝切らないとパーマをかけたときに毛先がガサガサになりそうなのに『ご本人は2㎝までしか切りたくない!』となればその日にパーマは難しいでしょう。

この場合ぼくなら『ある程度髪を伸ばして、毛先をしっかり切れるようになったら改めてパーマをかけましょう』という方向性で進めていきます。

すでに傷んでしまった髪へのケアは?

 

ではすでに髪が傷んでしまっているとしたらどうすべきか?

まずは普段使っているシャンプー・トリートメントを見直すことでしょう。

 

意外と適当に選んだシャンプー・トリートメントを、何となく使っている方って多いんです。

 

お客さま

でもどんなのを使ったらいいのかわからない…

 

そういった方のために、ダメージケア用おすすめシャンプー&トリートメントをまとめました。

是非チェックされてみてください。

 

【髪の傷み対策】美容師がおすすめするダメージケアシャンプーBEST3

【髪の傷み対策】美容師がおすすめするダメージケアシャンプーBEST3

 

まとめ

 

今や普通のパーマを凌ぐ勢いで人気のデジタルパーマですが、髪の状態によってはコンディションを大きく損なう可能性もあるのが事実。

近いうちにパーマをかける予定や希望がある場合は、前もってヘアサロンでスタイリストに相談しておくのがオススメです。

 

そうすれば、プロの提案やアドバイスを受けながらパーマまでに髪のコンディションをコントロールすることが出来るでしょう。

朝の時間短縮やカールのあるデザインをデジタルパーマで実現したい方は是非参考にされてください!

それではまた!