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カットモデルに危険性はあるのか?プロが教える失敗しない見極め方!

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きもやん

ブリーチ系カラー専門の美容師。 全体ブリーチはもちろん、ハイライト・バレイヤージュ・グラデーションカラーなど日々施術しています。 福岡県で働いています。 ヘアスタイルに関する質問やご予約はお気軽にお問い合わせください。

街中を歩いていたら『カットモデルを探しているんですがご興味ないですか?』と声をかけられて名刺を渡された。

SNSやアプリ内で『是非カットモデルでいらしてください』とメッセージが来た。

 

お客さま

カットモデルってよく聞くけど大丈夫なの?怪しくない‥‥?

 

こう感じている方って結構多いんじゃないでしょうか??

元を辿れば10年以上前から一般的に行われていることではあるんですが、あんまりその全容が知られていないんですよねえ。

 

今回は現役のスタイリストであるぼくが、その実情をリアルにお話していきます。

『カットモデル興味ある‥‥だけどちょっと怖いし不安‥‥!』

そういう方は是非ご覧下さい!

 

そもそもカットモデルとは何なのか?

 

ヘアサロンにおいてモデルを使うケースって実は色んなパターンがあるんです。

 

POINT

  • 撮影モデル
  • 新製品モニターモデル
  • カットモデル

 

大体この3つです。

全てプロではなく一般人の方にお願いすることがほとんどですが、一律して『モデル』と呼びます。

 

 もうひとりのきもやん

それぞれ簡単に説明しますね

 

まず撮影モデル。

これは、そのヘアサロンのホームページや集客サイトに掲載する写真を撮影させてくれるモデルさんのこと。

皆さんがよくネットで見かけるのはこの方たちでしょう。

 

次に新製品モニターモデル。

新たに出たカラー剤やパーマ液、トリートメントなどのモニターさんで、人毛にした場合どんな仕上がりなのか?を見極めるためのモデルさんですね。

 

そして最後がカットモデル。

今回のテーマですが、これはスタイリストデビューする前のアシスタントがスキル向上のためにヘアスタイルを担当させていただくモデルさんのことです。

 

ヘアサロンに就職した当初は美容学生上がりとはいえ、ほぼ何のスキルも持ち合わせていません。

なのでウィッグ(マネキン)を使いながらカラーやらカットやら練習に明け暮れます。

で、ウィッグでの練習がある程度カタチになってきたら、いよいよ人の髪‥‥つまりカットモデルの出番というわけです。

 

 もうひとりのきもやん

‥‥ということは、人の髪でやるのが初めての場合もあるってことですか‥‥?

 

その可能性もあります。

例えばカットモデルのノルマ50人をこなしたらスタイリストデビューというお店があったとします。

 

50人目に近いほどカットのスキルは高まってますからリスクは少ないです。

逆に1人目に近づくほど希望とは異なる違いになったり、時間がかかったりするリスクは大きくなります。

 

どんなことをするの?

 

実はカットモデルの中にもさらに細かく段階が分かれています。

カラーだけをするカラーモデル、カットだけをするカットモデル、カットもカラーもするカットモデル‥‥

 

 もうひとりのきもやん

なんでそんなに細かいんですか??

 

これはアシスタントがスタイリストになるまでのカリキュラムに関係してるんです。

専門学校を卒業してお店に入ったあとは、基本的に以下の順番でスタイリストへの道を辿ります。

 

POINT

  • シャンプー
  • カラー
  • 縮毛矯正
  • パーマ
  • カット

 

シャンプーから始まってカットまで道順があり、多少前後しますがほとんどのヘアサロンではこの流れです。

そのため、シャンプーの試験をクリアしたら次はカラー!

 

カラーの練習をまずはウィッグでします。

そしてウィッグで慣れてきたらカラーモデルに突入。

さらにカラーモデルのノルマ人数を終えたら、晴れてカラーは合格!というわけですね。

 

 もうひとりのきもやん

このときはまだカットができないんですね?

 

そう!そこが重要なポイント。

このときはシャンプーとカラーしかできないため、モデルとして呼べるのもカラーモデルに限定されるんです。

 

街中で『カラーモデル探してるんです』と声をかけられたら、ほぼこの段階のアシスタントたちでしょう。

他には『カットモデルをさせていただきたいのですが』と言われたとしたら、最後の関門であるカットに挑んでいるアシスタントの可能性が高いです。

 

 もうひとりのきもやん

ならカットモデルの場合はある程度の経験があるってことですね?

 

その通り。

で、実際に何をするかというと『お願いされた施術メニュー』をすることになります。

 

例えば『カットのモデルを探しています』ならカット。

『カラーのモデルを探しています』なら基本的にはカラーです。

 

 もうひとりのきもやん

自分のしたいヘアスタイルには出来ないんですか?

 

これもお店によって様々です。

ボブスタイルのカットモデルを何人こなさないといけない、となればその日はボブですし、暗めのカラーをしないといけないとなれば暗めのカラーに限定されてきます。

逆に『モデルさんのご希望に完全に合わせる』というお店もあるので、その場合は自由にオーダーが可能です。

 

料金はいくら?

 

カットは無料、カラーやパーマは材料費として2000~4000円程度かかることが一般的です。

 

 もうひとりのきもやん

ものすごく安いですね!

 

お客さんではなくカットモデルさん、悪くいうと練習台ともとれますからね。

お店からすると、利益を出すと言うよりも損をしなければOKという感覚です。

カットは材料を使いませんが、カラーやパーマはカラー剤・パーマ液を使うのでその分のコスト代がかかるんです。

 

ただしお客さまという扱いではなくなるため、色々と譲らざるを得ないポイントもあります。

 

POINT

  • 営業時間外でしか施術できない
  • 営業時間内であっても他のお客さまが優先される
  • 希望のメニューが出来るとは限らない

 

この辺が大きなところでしょう。

基本的には営業時間後の夜にするので20~21時からのスタート。

夜遅いのは都合が悪い‥‥という方にはデメリットですね。

 

対して営業時間内でも受付可能なヘアサロンもありますが、正規の料金を支払うお客さまの方が優先されるため、モデルは待ち時間が出てくる可能性があります。

どちらにせよこちらからの時間指定はしづらいというのが最大のデメリットでしょう。

 

そしてアシスタントのカリキュラム進行具合によって、希望のメニューが出来ないケースもあるので事前にチェックしておくべきです。

 

仕上がりは大丈夫?

 

当たり前ですが、正規のお客さまと同じレベルの仕上がりや満足度は得れないケースが多いです。

 

例えばカットのモデル。

シャンプーから始まりカットまでたどり着くのに平均3年程度はかかるのが普通ですから、担当するのは24~25歳あたりのアシスタント。

仕事中はお客さまに接しているので、最低限のマナーは問題ないはずです。

 

しかし今までウィッグで練習していて、カットモデルを数名しかこなした経験がないとすると、仕上がりのクオリティは普段のヘアサロンに比べれば見劣りするのも仕方ないでしょう。

 

 もうひとりのきもやん

それをふまえてのカットモデル料金というわけですもんね

 

しっかりしたクオリティと満足度を確実に得るにはお客さまとしてヘアサロンに予約するというのがおすすめ。

 

ただアシスタントの中にも並外れて努力をしていたり接客レベルも高いスタッフというのは一定数います。

 

お客さま

仕上がりも接客も問題ない…!むしろ普段やってくれてるスタイリストよりやる気もあるし満足度!!

ってケースも実はあるんです。

 

なので仕上がりの満足度は担当するアシスタントによって大きく変わるというのが実情でしょう。

 

 もうひとりのきもやん

アタリハズレが大きいの怖いですね

 

とはいえ、カットの場合はスタイリストが最後にチェックしてくれるので極端な失敗例というのも実際は少ないです。

スタイリストがチェックする前の段階で、アシスタントが切りすぎてしまった、すきすぎてしまった、となるとどうにもなりませんので、確実とは言いきれませんが‥‥

 

危険性はない?

 

仕上がりうんぬんではなく、カットモデルに誘われてお店まで行くという流れ自体に危険性はないのか?

不安に感じると思います。

実は、スタイリストのカットモデルと誘われて着いて行ったら事件に巻き込まれた!なんてケースって意外と起こってるんです。

 

 もうひとりのきもやん

ええ!?それは怖い!

 

ぼくらの仕事のイメージが悪くなるのでかなり迷惑ではあるんですが…!

 

なのでカットモデルに誘われたときに怪しいか?怪しくなさそうか?を見極めるポイントをお伝えします。

 

POINT

  • ヘアサロンが実在するか?
  • そのアシスタントが実在するか?
  • SNSでモデルをこなしているか?

 

一つずつ説明していきます。

 

ヘアサロンが実在するか?

 

以前相談されたケースで…

 

お客さま

カットモデルに誘われて今度行こうと思ってます。ただもらった名刺に書いてるヘアサロンが、ググッても出てこないんですよねえ‥‥

 

これはかなり危険です。

 

架空請求とかだって、実在しない住所から電話したりするじゃないですか?

それくらい怖い事件に繋がる可能性も否定できないんです。

 

なのでもらった名刺を確認して、ヘアサロンが実在するか?をまずはググッてチェックします。

もしなければ即アウトです。

 

お客さま

名刺もらってなくて、連絡先を交換しただけならどうするの?

 

その場合は『お店の名前教えてもらえますか?』と聞きましょう。そこでしぶったりするなら怪しさが増します。

 

アシスタントが実在するか確認

 

渡された名刺を確認してヘアサロンが実在するからもう安心!とは言えないのが現代の闇。

その名刺がホンモノである確証はないわけです。

 

ヘアサロンの実在が確認できたら、次は本人の実在をチェックします。

ヘアサロンのホームページや集客ポータルサイトでそのスタッフはいるでしょうか?

いたとするなら名刺を渡してくれた本人と同一人物でしょうか?

 

 もうひとりのきもやん

めちゃくちゃ慎重ですね‥‥

 

最近はホント物騒ですからね…

特に大学生でまだ社会をしっかりと知らない方なんかは巧妙に出し抜かれるケースもあるので、慎重すぎるくらいでちょうどいいです。

 

アシスタントのSNSを確認する

 

名刺をくれたり連絡先を交換したアシスタントはSNSをやっているでしょうか?

その様子も見ておくべきでしょう。

 

 もうひとりのきもやん

なんでSNS見る必要があるんですか?

 

これもセキュリティのためですが、本当にカットモデルを日々こなしているか?の確認です。

カットモデルでヘアスタイルを仕上げたら、SNSにアップするのが一般的ですし、多くのモデルをこなすにはそこからの拡散も必要ですからね。

 

ヘアサロンや本人の存在も確認できて、SNSでもカットモデルの様子をアップしている‥‥

ここまでクリアできたら危険性は随分低くなるでしょう。

 

 もうひとりのきもやん

SNSやってなかったらどうするんですか?

 

個人的には『今の時代にSNSをしていない美容師はちょっとないな‥‥』というのが本音です。

Twitter、Instagramなどは時代や雰囲気の空気感を掴むのに最適なツールなんですよね。

『今ってこういうのが流行ってるし人気だよね〜』とヘアスタイルのニーズを知ることが出来るんです。

 

トレンドに乗っかるか乗っからないかはさておき、オシャレの空気感を把握するってのは美容師の仕事の一つとさえ言えるかもしれません。

あと不思議なんですが、SNSをガシガシやってるアシスタントやスタイリストの方がヘアスタイル作るのも上手い様な気がします。

自分の働くヘアサロンだけでなく、世の中のスタイリストが自信マンマンに打ち出したヘアスタイルを見ることで『正解』が分かるからでしょう。

 

まとめ

 

では最後に今回の記事の要点をまとめておきます。

 

POINT

  • カットモデルとはアシスタントがスキルアップのために募集するモデルのこと
  • アシスタントによって仕上がりや、出来るメニューに差がある
  • 料金はカットは0円、カラー・パーマは2000~4000程度が相場

事前に確認する事項

  • ヘアサロンが実在するか?
  • アシスタントが実在するか?
  • アシスタントはSNSでモデルをキレイにしているか?

 

是非参考にされてください!

それではまた!